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今、ネット上でかなり話題になっている動画です。(某有名ブログに載りました)
【ロードバイクDi2 たった数千キロで壊れてしまう原因】 https://youtube.com/watch?v=2L8DsGfCgCI&si=CpJqScmcyF8UkS31
これについて軽く説明するとホイールメーカー毎にフリーボディが違うのでそこにつけるスプロケットの位置が微妙に違います。 その為にホイールを交換した場合インデックス調整が必要なのですが、調整しなかったり調整の仕方が間違っていたりするとDi2は壊れる事があるという内容です。
これは昔からロードバイクに乗っている人には当たり前の事ですが、シマノの場合11速からはメーカーによる差が少なくなった事から多少違和感はあっても問題なく使えるのでインデックスをずらさない人が多数(というかそういう事があることすら知らない人が大多数)だと思いますが、今でも僅かにはずれています。
この僅かなズレはメジャーブランド同士の場合そんなに大きくないですが、新興ブランドの場合違いがそれなりに大きい場合があるのかな?
機械式変速の場合リアのシフトアッブ側はスプリング依存でトップは解放位置なので多少ズレていてもチャリチャリ音がして変速が多少悪くてスプロケットの磨耗が早くなるくらいですが、Di2の場合壊れてしまうという事なんですね。 この動画でも言っていますが11速のDi2は既にパーツ供給が悪くなっているみたいなので壊れない様に注意して下さい。
おまけ ネットの書き込みで機械式だとホイールを交換した場合に違和感があったら走りながらハンドル側に設置したテンション調整ボルトを回せば調整できるとか言っている人がいますが、これは大トラブルの原因になので信じない様に!
これで問題なのはテンションによる変速具合の調整ではなくトップとローのリミット位置の調整です。
ワイヤー解放時のトップ側やロー側リミット位置を決めるのはテンション調整ボルトではなくストローク調整ボルトです。
スプロケット位置がずれた時はトップ側とロー側の調整ボルトで調整しないとチェーンがトップ側やロー側に外れてフレームやホイールを傷つけたりする致命的トラブルが起きる可能性が高くなります。
とはいえ11速以降はメジャーメーカーならほぼ同じスプロケット位置になっているので心配ありません。 上にも書いた通り新興メーカー特有の問題なのかもしれません。 ちなみに私の手持ちホイール(カンパ、フルクラム、スコープ、マビック)だとカンパフリーでスプロケット位置はほぼ同じなので機械式カンパニョーロ12速なら調整は全く必要ありません。 私がホイール毎にストローク調整していたのは10速の7800デュラエースの頃までです。この頃はシマノとマビックとカンパのホイールを使っていたのですがシマノ→マビックはギリギリ許容範囲かな、マビック→カンパもギリギリ許容範囲かな、シマノ→カンパはダメでストローク調整が必要だった記憶があります。(かなり前の事なので記憶違いかもしれませんが・・・)
話はズレましたがシマノDi2を使っていてホイール交換したり、自分で調整している人は見ても損はない動画だと思います。
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