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ドーピング   KAN : 2018/07/05(Thu) 21:11 No.7697

フルームのTUE(治療目的での薬使用特例)問題が凄い形で決着してしまいました。
【詳しく調べると自転車界にとって良くないから調査をやめるね】という内容だと思います。

それ自体をどうこういう事はさけますが、ウィギンスの件も含めてTUEのありかたに大きな疑問を投げ掛けた事はまちがいありません。

いぜんどこかのサイトでトライアスロン協会のお偉いさんが「トライアスロンのトップクラスの選手の98%が喘息の申請をしている」と言ったという内容を見た記憶があります。

これが本当かどうかはわかりませんが、それくらいTUEを使ったパフォーマンスアップは蔓延しているのでしょうか?

Re: ドーピング   MGW : 2018/07/07(Sat) 07:53 No.7699

ご心配おかけしています。
お見舞いにきてくださった皆さん、ありがとうございます。
無事に手術を終えて、今は神経と筋肉が繋がるように安静にしています。経過次第ですが、自転車は秋頃の復帰を目指しています。

TUEについて個人的な経験をば。
フルームが基準値を超過した喘息薬のサルブタモールですが、私が大学でボート競技をやっていたとき、実は私自身も使用していました。
最終シーズンの春に喘息を発症し、少し動くだけで咳き込むようになったのですが、サルブタモールを最初に使用した練習でピタリと咳が出なくなるほどの効果がありました。

パフォーマンスアップについては、喘息発症前の冬のパフォーマンスを夏のレース前に取り戻した程度で、向上とはいきませんでした。(ボート用の固定ローラー台のようなもので計測した数値です。)
持久系スポーツでは最大酸素摂取量とパフォーマンスに強い相関がありますが、この最大酸素摂取量を決めるのは呼吸器の機能では無く、心臓と血液の機能だと聞いたことがあります。
また、アームストロングの時代に最も重要とされたドーピング薬は血液中の赤血球を増やすEPOというホルモンだったと聞きます。
このような経験と話から、個人的な感想としては、サルブタモールは喘息の特効薬ではあっても、過剰摂取でパフォーマンスが大きく上がることは無いかなと。
トップ選手で心臓と血液の機能が極端に良い場合などは凄い効果が出るのかもしれませんが。

ちなみに、自分が喘息になった理由は、大気汚染、冬の冷たい空気、オーバートレーニングなどが原因だったと思っています。
自分程度でも喘息を発症したので、かなりの割合のトップアスリート達がサルブタモールを使用しているのは不思議な話では無いと思います。
フルームは基準値を大幅に超える値を出してしまって問題になっていますが。
ボートコースの近所の医院で処方されたのですが、そこの医師によれば、ボートの日本代表選手にも何人も処方しているとのことでした。この医師は何者なのか。。

幸い今は喘息は再発していません。
再発した場合に薬を使って運動を続けるつもりは無いですが、再びあの医師を訪ねればあっさり処方してもらえる気もします。笑

Re: ドーピング   KAN : 2018/07/08(Sun) 08:11 No.7700

>MGWさん
お大事に!お早い回復をお祈りしています。

貴重な情報有り難うございます。個人的には治療の為に多数の選手が必要になる薬は、TUEにせずに基準値だけ決めて、そこまでは誰が使ってもオッケーにすればいいんじゃね?という考えだったりします。
もし基準値を越えた場合は問答無用にドーピング認定で(・∀・)ノ

サルブタモールのパフォーマンスアップに関しては専門家でも見解がわかれるみたいですが【申請した人だけが使える】から問題になるんであって、だれでも一定量までは使える環境にすれば問題ないと思うんだけど。

というのが私の考えなんですが・・・だめ?(笑)

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