|
ご心配おかけしています。 お見舞いにきてくださった皆さん、ありがとうございます。 無事に手術を終えて、今は神経と筋肉が繋がるように安静にしています。経過次第ですが、自転車は秋頃の復帰を目指しています。
TUEについて個人的な経験をば。 フルームが基準値を超過した喘息薬のサルブタモールですが、私が大学でボート競技をやっていたとき、実は私自身も使用していました。 最終シーズンの春に喘息を発症し、少し動くだけで咳き込むようになったのですが、サルブタモールを最初に使用した練習でピタリと咳が出なくなるほどの効果がありました。
パフォーマンスアップについては、喘息発症前の冬のパフォーマンスを夏のレース前に取り戻した程度で、向上とはいきませんでした。(ボート用の固定ローラー台のようなもので計測した数値です。) 持久系スポーツでは最大酸素摂取量とパフォーマンスに強い相関がありますが、この最大酸素摂取量を決めるのは呼吸器の機能では無く、心臓と血液の機能だと聞いたことがあります。 また、アームストロングの時代に最も重要とされたドーピング薬は血液中の赤血球を増やすEPOというホルモンだったと聞きます。 このような経験と話から、個人的な感想としては、サルブタモールは喘息の特効薬ではあっても、過剰摂取でパフォーマンスが大きく上がることは無いかなと。 トップ選手で心臓と血液の機能が極端に良い場合などは凄い効果が出るのかもしれませんが。
ちなみに、自分が喘息になった理由は、大気汚染、冬の冷たい空気、オーバートレーニングなどが原因だったと思っています。 自分程度でも喘息を発症したので、かなりの割合のトップアスリート達がサルブタモールを使用しているのは不思議な話では無いと思います。 フルームは基準値を大幅に超える値を出してしまって問題になっていますが。 ボートコースの近所の医院で処方されたのですが、そこの医師によれば、ボートの日本代表選手にも何人も処方しているとのことでした。この医師は何者なのか。。
幸い今は喘息は再発していません。 再発した場合に薬を使って運動を続けるつもりは無いですが、再びあの医師を訪ねればあっさり処方してもらえる気もします。笑 |