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先日神奈川でサイクリング部の高校一年生が練習中に下りの左カーブで反対車線からきた回送中の観光バスと衝突しておなくなりになりました。 どちらがセンターラインを超えていたか等の事故状況はわかりませんが、ご冥福をお祈りします。
この事故とは全く関係ないのですが、先日「KANさん下りの練習方法おせーて」という依頼があったので技術的な事も含めてを少し教えたのですがラインどりの練習については掲示板に書きます。
私は下りコーナーのラインどりに関しては、自転車コントロールになれるまでは【アウト イン アウト】で練習するのはやめた方がよいという考え方です。
ラインどり練習のオススメは走行車線のど真ん中(センターラインから1.5mくらいの位置)をキープして曲がる事です。 「それ、ラインどりの練習じゃないじゃん!」と思われるかもしれませんが、私はラインどりやる前に下りコーナーで思ったラインで走れるようになる方が遥かに大切だと思っています。
下りの走り方はどの本や資料をみても【アウト イン アウト】ですが、それは下りで自転車をコントロール出来る様になってからやるべきであり、まずは【センター センター センター】で練習するのがよいと思います。
(再度注意・【センター】とはセンターラインよりではなくセンターラインと路側ラインの真ん中つまり走行車線の真ん中の事です)
皆さんも試しにやってみて下さい。センターラインと平行にセンターラインから1.5mの場所に白線があるとイメージして、そのイメージの白線からはみ出さずに走る事ができますか?
それが出来ない人は下りでの自転車コントロールが出来ていません。その状態で更に速度に乗る【アウト イン アウト】で曲がったら自転車コントロールが破綻するのはわかると思います。 よく【下りは練習するな!いつか速くなる!】といわれますが、折角下るんだから安全に練習した方がよいと思います。 |