[掲示板に戻る] [一覧表示に戻る] [新着表示に戻る] [ツリー表示に戻る] []
過去ログ[0029]
過去ログ
検 索
キーワード 条件 表示
標準表示/一覧表示

よしなしごと長文   kan : 2020/03/25(Wed) 20:08 No.9096

拡大 2020032520023800~01.jpg 今日はペダリングにおける踵を上げる量とシューズの反りついて私の考えです(←ここ重要)。

前にも何度となく書いていますが私は上死点を通過する時に踵は殆ど上がりません。後ろのライダーの顔の位置から見ると踵は下がっていると見えるレベルです。

多くの本やベテランライダーの方々の多くは踵を上げたペダリングをしなさいといいます。それに加えて踵が動かない様に踵を上げたまま足首を固定してペダリングしなさいと教える人もいます。

過去に何度も書いていますがこれ(踵を上げたり踵を固定したり)がスムーズに出来るのは【ある程度身長が高い(脚が長い)人】だと思います。私のように身長の低く脚も短い人が上死点で踵を上げると、懐がなくなって体を倒すことが出来なくなります。
よって私は上死点を通過する時、踏み込みで力が逃げないギリギリ(下記参照)踵までを下げる様にしています。

余談
過去に「下ハンを1〜2分しか持てない」とか「下ハン持つと巡航速度が遅くなる」とか「座る位置がどんどん前に出てくる」どうすればよい?という相談を受けたことが結構ありますが、そのうち半数くらいは踵の上げすぎが要因でした。
これらも意識してやっているならよいのですが、やりたいのに出来ないなら問題かと思います。

本題
さてここで基準となる踵の高さを考えてみましょう!ロードバイク用ビンディングシューズにクリートをつけた状態でクリートをフラットな場所につけて下さい。すると踵が数センチ上がりますがこれが踵を上げる高さだと考えるとわかりやすいです(実際には少しちがいますがイメージとして)。
多分びっくりするくらい踵は上がっていないはずです。特にノースウェーブ等は殆ど上がらないです。

私はこの高さがベダルシャフトに対して真上から力をかけられる位置だと思っています。
つまり踏む時にはこれだけ踵があがっていればよいと考え、これ以上はロスだと・・つまり上死点を通貨する時には踏み込むのに必要な高さギリギリ後ろまで踵を上げればよくてそれ以上、踵を上げるなら踏み込む時にアンクリングしている可能性があります。

(注・サドルを大きく前に出して下や斜め後ろまでシッカリ踏み込むタイプの乗り方をする人は踵を上げないと足首の角度がきつくなるから逆に踵を下げるのはNGでこれにはあてはまりません)

もちろん踏み足と反対の足(いわゆる引き足側)は踵の位置が後ろになるので踵は上がりますが、.足首の角度が大きくなるわけではないので大丈夫!てすそのまま足首が開きすぎない様に注意してモモを引き上げます、

つまり【上死点通過とは早く力強く踏み込む為の予備動作】だと思って下さい。

これらの話しは前にも書いているし個人的に質問をうければ回答しますが今回の話の中心はこれではありません。

前にも書いた事はありますが踵の上がり方はメーカーによってかなり違いがあります。【写真はコスミックアルチメイトとプリズマ2.0】つまり、シューズが変わればサドル位置は変わってしまうということです。

私をよく観察してもらえばわかると思いますが、RXRSの時にはコスミックアルチメイト、メテオスピードの時にはプリズマ2.0ジルベール、アッソルトの時にはゼリウム、アルプデュエズ21の時にはショットかワイヤー2を履いているはずです。

はい!以下が今回の主題かも(笑)

出来るだけ一つの自転車には一つのシューズ(ソール)をあわせて下さい(ショットとワイヤーは同じソールです)!反り以外にも穴の位置やソールの厚さ等ミリ単位で変わってきます。

結論
サドルポジションはメインのシューズにあわせる!サブのシューズを使う場合は違和感があってもサドルポジションは合わせ直さない(クリート位置で誤魔化す)!これが大切(笑)

 []