佐渡ロングライド2017

大人の遠足と言う人もいるけれど、収容車体験のある自分にとってはいつも何が起こるか分からない、ドキドキワクワクの佐渡ロングライド。今年も挑戦です。
暑さが予想される今回の不安材料はハンガーノックとペース配分。ペースがキツイと感じたら無理しないでスローダウンすることにしようと考えながら前夜は寝る。

早朝でも寒くなく、ウィンドブレーカー無しで宿を出発。
Aコースの集合場所で待機中、久しぶりのマッツさんと挨拶「ようこそ佐渡へ！」だって。今回はCコースを走るという。39×27ジャージを着ているマッツさんを見てOSGさんと共に感激。ジーン。

さて出発です。今年の210km出走のチームメンバーは役者揃い。相川エイドを出るとチームのトレインは追い風に乗り、気持ち良く動く。こうさん、OSGさん、I坂さん、ISIさん…次々と引く人が変わっていくNTN(ナンテナメラカ)なトレイン。風よけに最適なY井さんもいるし。大集団を抜く時はKANさんが最後尾からやって来てどどーんと上手に引いてくれるし。そして前半のZ坂大野亀坂の絶景ゾーンでテンション上がりまくって脚使うと両津迄の苦手な平坦逆風ゾーンでやられるって展開は予想していたけど、何とかくっついている自分（スゴイかも♪）

ここで先頭に異変が？！我々のトレインがコントロールされている？知らない速い人が先頭を引いたり後ろに下がったりして、これビミョーに速いゾ…というのもあったりして少し疲れたけど10時10分両津着は自分の中では最速かも。
BSのクオリティ高い弁当は大満足。品数多すぎて両手で持ちきれず、パッケージングに工夫を求める声も聞かれた程。

しっかり補給出来て、満腹で再びスタート。小佐渡の涼しい海風はいつも逆風。虫も風に乗ってヤマケンさんのサングラスに引っ掛かったりとか。

39×27のトレインはそれでも進む。大集団を抜きにかかった時、自分はついて行けず、ここでチームのトレインを離れ、大集団と共にしばらくゆっくり進む。小刻みなアップダウンで大集団はすぐに崩壊して、その中の村松チャリ部お一人様としばらく一緒（何となく安心）。

多田ASからは再び39×27トレインと合流して小木AS到着。210km初挑戦のhnmさん、「もうダメです…」と言葉に力がない。ここからゴールまでの50kmの難所をどのように想像しているのだろうか。不安なな気持ちもわかる。自分の脚もあともう少しだ。
自販機缶コーヒーを飲みながら考えた戦略。
残りわずかの脚は平坦にはできるだけ使わず坂だけに使うこと。
鼓動坂へ急ごうとするもう一人の210km初挑戦者mgrさんに、「まだ行っちゃダメ」と一度は制止したけど、重いギヤでスイスイ登っていく姿は力強く見えました。もちろん自分は最も軽いギヤで回し続けて鼓動坂を切り抜け、素浜AS到着。

とにかくこの地点でメンバーと共にいられる事が嬉しくて、あとは泣いても笑っても30km弱、行きましょ！カルトピア坂を登りながら身体はボロボロなのに不思議と笑いがこみあげ、そのままSamさんと仲良く登り、ゴールも一緒にフィニッシュ。後半ゆっくりのT樫さん、暑さのため途中で脚がつった園長も完走。完走するのに年齢なんて関係ない。別コースのCAさん、T山兄さん達も完走し、本当に暑い中、皆さん「でかしました」。どの顔にも達成感に満ちあふれていました。もうひとつの思い出は、憧れのあの方達と写真が撮れた事ね♪
また来年の佐渡も完走できるようにこれからも頑張ります。